「災害に対する備え」

日本のみならず、世界各国で地震や台風、豪雨などの自然災害が相次いでいます。
避けることができない地震や豪雨などの自然災害に対し、普段からの備えというものが重要視され始めています。

大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会、災害リハビリテーション標準テキストに掲載されているデータによると、
阪神淡路大震災では骨折が43%を占め、手足などの四肢の骨折よりも体幹(椎体・骨盤)の骨折が多く見られたそうです。
また、2010年に発生したYushu地震(中国)では震災関連の入院患者のうち約30%が骨折を伴う外傷であり、その内訳は、
下肢21.2%、脊椎19.7%、骨盤17.6%と、下肢から脊椎の骨折が多いとのことです。
避難所での転倒による骨折も多く見られたそうです。

骨粗鬆症やロコモティブシンドロームは、
そのリスクをさらに高めてしまいますので、普段から週2〜3回の運動などで予防することが大切です。
防災、減災には平時からの「物品の備え」も大事ですが、「身体の備え」もとても重要になってきます。

蛭田 啓介 ATC, CES, 日本災害医学会BHELPプロバイダー